雑記

ソウルパワーで夏も大丈夫

ほんと~~~~~に久し振りでごめんなさい、正直サボっておりました。忙しさにかまけてと云うと聞こえがいいですが、グータラなだけです。そんなに誰も見てないだろうという風に思っていたら、お叱りを受けまして再開するに至ったわけです。すいません~~。

さて久しぶりに何を書くかっていったら、最近の面白い映画が一番かなっつーことで、これです、「ソウル・パワー」。1974年、ボクシングの世界ヘビー級戦、モハメド・アリVSジョージ・フォアマンの試合は世に云う「キンシャサの奇跡」として有名、詳細はスポーツライターが書いているので省きますが、そのプレイベントとして音楽祭が企画されました。ザイール(現コンゴ)の独裁者モブツはクーデターによって掌握したこのザイールという国を国際社会に認知させる為に(また自分の正当性を主張するためか)、ボクシングの世界戦興業を呼んだようですが、まあむずかしいことはさて置いて、その音楽祭のドキュメンタリー として撮られたのがこの映画です。



内容はその音楽祭の企画、設営、の段階から、モハメド・アリの独白、そして音楽祭の圧倒的なパフォーマンスで綴られています。スピナーズのステップは、その昔クラブで(今のクラブ~では無いですよ。)踊ったおっさんには堪らなく懐かしいことでしょう。そして出番は短いがクルセダ―ズが…、おおラリー・ カールトンにまだ毛がある~~、ミスター335もまだ金髪くりくりの美青年時代でありました。そしてB・B・キングはほとんど現在と変わってません。すごい人はずっとすんごいのであります。

そして大トリはもちろん看板にもなってるソウルの帝王、汗っかき大王、パーマ用のお釜が楽屋に置いてあることで後年、有名になりますね、ダンスレレレのおじさん、ジェームス・ブラウンであります。今さら書くことでもないんですが、やっぱりすごいものはすんごいのであります。ステージ上でのダンスは足が時々見えないくらい動いてレレレであります。(レレレとは赤塚キャラでありますが、詳細は天才バカボン参照) また曲の決めにジャンプしてから股割したお相撲さんのようなポーズをピタッと決めるのがかっこいいいいいい。

また衣装が当時、流行したお金持ち有閑人のジェット族が着ていたジャンプスーツ(ミック・ジャガーもツアーで着てましたね、なつかしいですねぇ)をJBも来ているんですが、こうなるとかっ こいいとか悪いとかまったく超越してキャラにあってますね。すごい人は相対的な衣装まで絶対的にカッコよくしてしまうんであります。

6月から公開しているこの映画、まだあとわずかかもしれませんが見られると思います。音楽好きな方、特にブラックミュージックには目が無いとおっしゃる方 にはおすすめかと思います。この映画を観たあと、みょーに水分が足らなくなった気がして、おいしくビールをいただきました。

これからは心を入れかえてまじめに書きますと云うと、うそになっちゃうかもなので気が向いたら書きます。そんでは機会がありましたら、またどーぞ。

映画/ライブ]2010年8月7日