雑記

夏の恒例の研修旅行・福岡編

 夏の研修旅行のネタもそろそろ季節外れではありますが、今回で最終日、福岡編であります。そもそも今回の旅行、出張交換会も開催されるもので、こちらは完全にお仕事、遊んでいるだけではございませんですよ。

 さて今回はご同業の先輩、Sさんにいろいろとお世話になりました。そのSさんは他のお仕事として劇団の運営もされていて、今回の交換会はその稽古場をお借りして行われました。お仕事となれば真剣モード、丁々発止、喧々諤々、お互い鎬を削る鉄火場であります。しかしこんな少ない人数でもそこそこいつも通りに出来高が上がって主催者としてはありがたいことと思っております。東京から参加した人、地元の人、皆さんその節はありがとうございました。

 さて夜はお決まりの大宴会、やはりSさんの懇意のお店で地元の美味いものをたっぷりと頂きました。最終的に店の日本酒はほぼ品切れ状態に・・。ほんとありがとさんでした。

 翌日はまず国立博物館のなかでは一番新しい九州国立博物館へ、常設展示のみでしたが、さすがに考古関係は面白いものがたくさんありますね。詳細は私が語るよりホームページを見て頂くとして、個人的に面白かったのはミニ企画、全国の高校が所蔵している考古資料を集めて展示しているコーナーでした。教室が再現されて歴史の授業が行われているようなスペースが設けられ、学生と先生の草の根考古発掘が資料として(現在は法改正があり、在野の発掘行為は違法となっています。)掘り出したものを考察したりする様子が想像できる展示でした。

 さて次は全国的に有名な大宰府天満宮へ、平日にも関わらずすごい観光客の数でしたね、これが受験前であればさらにすごいことになってるんでしょうね。名物の梅が枝餅を食べながらちょっと休憩。

 その大宰府天満宮のすぐそばに観世音寺という名刹があります。あまり観光客は来ないところですが、我われ仏教美術好きには大好物のいい時代の仏像がたくさん宝物館に収められているところです。なかの撮影はちょっとできなかったので、画像が無いのは残念ですが、そりゃもうご立派な丈六仏が鎮座ましましておりました。

 今回の旅行、まあお仕事も含めてですが、愉しく行ってこられました。実にありがたいことですね。また来年にむけて企画を練って愉しい旅行をしたいもんです。それではこの辺で。

 

旅行]2014年10月3日

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