雑記

オリンピックの愉しみ方

毎日、遠く南米の地で繰り広げられているリオオリンピック。いろんな国と地域から実に重たいいろんなものを背負って選手はやってくる。練習環境の恵まれた人もいれば、生活していくための仕事をこなしながら空いた時間に鍛錬しながら参加する人も・・。中には内乱をさけて他国へ避難する難民のなかから出場した人もいた。それぞれの境遇のなかでベストを尽くし出場を果たしているのだ。

スポーツの祭典を純粋に愉しめるよう、そこに政治的な紛争や軋轢など、関係ないことが絡んでこないように祈りたいし、また報道する側も自国選手のフィーチャーの仕方ばかりでなく、いろんな国の人々のいいプレイをどんどん紹介したらどうかとも思う。オリンピックはスポーツマンの大いなる夢なのだから、そこに出場したいと考える子供が増えるにはスポーツそのものに興味をもってもらわないといけないのじゃないだろうか。スポーツをプレイすることが経済的にも成り立っていくにはなかなかむずかしい問題がたくさんあるけれど、世界中のマーケットで勝負すると考えていけばもっともっと広がるのだろうし、狭い日本だけで満足しない若者がたくさん出てくれた方が頼もしい。本当は日本国内でもこの期間中だけでなく、もっと恒常的にスポーツが盛り上がって欲しいと考えているのだけれど・・。

なんにしろ今日も熱戦がいろいろと繰り広げられているのをのんびりと愉しませてもらうだけ、とことんいいプレイを期待したい。選手もあんまり国のこと、応援している地元の人のことなど気にし過ぎないで(それを糧に出来る人はそれで大いに結構だが)のびのびと自分の為にベストパフォーマンスを披露してください。

あたしは今日もビール片手に観ているよ!

ニュース]2016年8月11日