雑記

「ポール・スミス」展を観てきた

毎日暑い日が続いておりますね、当たり前と云えばその通りなんですが、先日は39度越えをした地域もあったようで、どうかくれぐれも熱中症にはご注意ください。塩分やミネラルも水分と合わせて取らんといかんのだそうで、私は梅干、そして先日秋田出張の帰り、山形の海沿いで買った天然にがりをなめつつ日々を過ごしております。

さて8月というのはわりと仕事が暇になる時期、俗に二八は商売にむかないなんて云われますが、この時期は何となく美術館巡りが多くなるでしょうか。現在開催中の上野の森美術館の「ポール・スミス」展 HELLO MY NAME IS PAUL SMITH を観に行ってきました。
8

会場は夏休みというのもあってかお若い学生さんがかなり多かったよう、それも皆おしゃれには一家言ありそうな人が来ておられました。入り口でピンクのイヤーフォンがプレゼントされておりましてそれを受け取り早速中へ。会場内は撮影OKなので、特にインスタグラムにアップしようとする人も多いのでしょう、バシバシシャッターを切りまくっておりました。最初はポールお気に入りの写真や版画のフレームが足元から天井付近までびっしりと掲げられたコーナー。広告、古い版画、有名人のポートレート、動物、子供、建築物、風景とそれはそれはすごいヴォリュームでした。映像でもインスピレーションをを受けたものが現代美術のビデオ作品のように流されています。

12
そしてオフィスの氾濫するおもちゃや骨董品、愉しいグッズの数々、次の画像はアトリエ、裂帖やパソコンが置かれて仕事場の様子が再現されています。

34
ミニやバイクメーカートライアンフとのコラボ

67
こんな現代美術作品もあった。

910
そして過去デザインされた服の数々。

そのむかし、サラリーマン時代はほぼ毎日スーツを着用していたので、ポールスミス製のスーツやシャツ、ネクタイにはお世話になっていました。当時から他のブランドにはあまりない色の遊び心の秘密はこんなところにあったんだなと得心した展覧会でした。

なかなかに愉しく、あまりこの手の展覧会は少ないんじゃないでしょうか。美術系の展覧会に行くことがほとんどの人にもたまにはこんな催しも面白いものと思いますよ。

THANK YOU! PAUL  HELLO GOODBYE!
11

展覧会]2016年8月13日