雑記

古いうつわで一杯やりませんか

昼、暑くて夜が寒いなんて気候で、体調を崩しやすいこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。なんといってもストレスをためないことが一番かと思います。困難でも楽天的に生きていくことが必要かと、おもに自分に言い聞かせてますが…。

さてわたしの一番の楽しみは、一日働いたあとのお酒です。秋になっていろんなうまいものが出回ってきて、肴にことかかないようになりました。もっとも一年中いろんなものがうまいと言っては飲んでいるわけで、改めて言うことでも無いけれど。そんな時に活躍するのは使って楽しい古陶磁の酒器です。わたしの場合、コレクターではないので自分用の酒器というのは特別ありません。そのつど使ってみたい酒器を仕入れたときに、気にいった銘柄のお酒を買ってその仕入れた酒器を試してみるという感じですね。実際に使ってみると買う時に気付かない欠点や、反対にこんな変化が表れてくるなんてうれしい誤算ということもあります。豪華じゃなくても、好きな肴に好きなお酒をやっていると本当にしあわせ~と感じます。

使ううつわというのはなんでも気に入りのものならいいんですが、古陶磁をつかってみるというのはなかなかいいもんです。今の工業製品などにはまったくない色の変化や、裏側の器を支える部分を高台といいますが、その高台の作りなど鑑賞するポイントがたくさんあり、また使って風情のいいものということをもっともっとたくさんの方に知っていただきたいですねぇ。 数百万円する酒器も骨董の世界にはありますが、もっと気軽に使えるものもたくさんあります。まずは興味を持っていただいて使う愉しみを知っていただくために、面白いものを探して歩くことを続けていきたいと思います。



わたしのところは夫婦そろって酒好きなもんで、しょっちゅうこんなかんじの晩酌になります。ただ軽い晩酌で終わらずたっぷり呑んで二日酔いになったりするのが難ですが、まあ楽しく呑んでます。みなさんもうつわも愉しむお酒はいかがですか。

食、酒/自宅]2009年10月18日