平成25年もあとほんのわずか、今年もいろんなことがありまして、自分の商売もまあまあ充実しておりました。まったくありがたいことと、皆さんには感謝申し上げます。一人では出来ないことを多くの方々の助けを借りて何とかやってこれたかなと云う感じの一年でした。来年もまたお世話になることと思いますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はお土産のお買い物の日、最近とくに目覚ましく発展してきた立川におりました。駅前の再開発に伴い、大手デベロッパーの進出でさらにさらに賑わっておりました。繁盛はなかなかに結構なことなんですが、個人的にはむかしながらの個人商店も頑張って欲しいなと思っております。だって町の個性と云うか、顔は間違いなくそんな老舗が作ってきたものでしょう。古い商店街はなかなか苦戦していることは聞いてはいますが、それでも成功しているところもあることですし、いい仕事を頑張っているところには応援したい気持ちでいっぱいです。
さて地元に戻ってきて晩御飯は大好きなお寿司、南口のちどり寿司さんでおいしいものをつまんで、いい気持ちになって帰ってまいりました。いろいろと大変なこともあったけれどこうして美味いものを食べて酒を呑めるという幸せ、それに感謝して一年を締めくくった次第です。
どうぞ皆さんもよいお年をお迎えください。来年もまたお目にかかれますように。
[ごあいさつ]2013年12月30日
お世話になっております、古童の家内です。
朝晩冷え込むようになってきましたね~。おでんと熱燗、鍋物とビール、やきとんと焼酎お湯割り、この時期ならではの美味しいあれこれが頭を駆け巡る季節ですが、節操なくやらかせばテキメンに体に来るお年頃でもあるわけで…。
そんな訳で健康維持のため、このブログでも店主が度々触れていますが、時間がある朝は近所の公園でウォーキングをしています。弊店から公園までの間にある国分寺の散策コース、お鷹の道とその周辺には楽しいスポットがいくつかあるので、散歩がてらで恐縮ですが、ご紹介してみたいと思います。
ブログ内「古童へようこそ」で触れている「ブックスーパーいとう」の前を通り、坂を登らずそのまま道なりに進むと、ロータリーのようになっているところがあります。
ここも春は桜、初夏は藤が咲いて、通りすがりの人たちを楽しませています。
これから先はこのような看板がそこここに立っているので、迷わずにお鷹の道までたどり着けると思います。
少し行くとすぐ右手に見えるのが某テレビ番組でも紹介されていた、ふくろうと触れ合える喫茶店「ふくろう茶房」(→HP)。天気が良い日は、画像右側の囲いのようになっているところにふくろうやミミズクがちょこんと留まっていて、なんだか和みます。(撮影したのが早朝なので、ふくろうの姿は見えず…。ホームページでは楽しそうに触れ合うお客さんたちの姿が掲載されていました!)
もう少し先にあるのが美味しいお蕎麦屋さん「きぬたや」。(やはり撮影時が早朝で開店前のため、シャッターが閉まった画像ですみません…。)いつも蕎麦粉の種類の違うお蕎麦が用意されていて、どれもとても美味しいです! 日本酒も各種あるので、帰宅時にここが開店していると、見て見ぬふりをするのに一苦労です…。
この通りには野菜の無人販売所がいくつかあり、きぬたやの前にもひとつ。今日は大きなぶんたんがどどーんと。
こちらにはユズやみかんが。
さて、ここからがお鷹の道と呼ばれる遊歩道。小川沿いに国分寺まで続きます。
こんな案内板があります。
咲いているのはカラーでしょうか。
基本的には石畳が敷いてありますが、
こんな細くて未舗装なところもあって、ちょっと探検しているような気分になります。
途中、真姿の池に立ち寄って弁天様にお参り。
その向かいの地元野菜の販売所にも。この日はほうれんそうとブロッコリーを買いました。
本来のコースに戻って少し行くと資料館が。
沿道に咲く椿を眺めながら少し行くと、どーん、と!
楼門が現れます。
ここが武蔵国分寺、お鷹の道の終点です。以前、当ブログにて店主が「散歩の日々」と題した記事でも触れた国分寺跡もすぐ近くにあるので、ついでに足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
その後の一杯にお勧めのお店はどこか? それはまた、追々ということで…。
[日常]2013年12月14日
いよいよ今年も最終月、師走になりました。月日の経つのは本当に早いもの、忙しさにかまけているといけませんな、お互い今年の仕事は今年のうちに済ませましょう。
さて前回の続き、みちのく紀行ですが、かねて行ってみたかった多賀城廃寺跡を訪ねてきました。多賀城は8世紀頃に作られた今で云う県庁と警察を兼ねたようなもの、ほぼ同時期に少し離れた場所に寺院も建立されました。その奈良から平安にかけての国衙や寺院の瓦は昔から文人に好まれ、発掘されたそれを硯に仕立てたものを時々見かけます。美しい文様の軒丸瓦、軒平は重弧文ですが
カリッとした固い焼成のものが多いですね。
これらを生み出したみちのくに花開いた仏教文化、都で作られたものと違ってどこか武骨で力強い感覚があります。蝦夷(えみし)と呼ばれた彼の地の豪族たちと中央政庁の戦いのなか、ここ多賀城は最前線基地だったのでしょうが、そんな厳しい環境が生み出した産物だったのかもしれません。
今は公園のようになって憩いの場のようになっていますが、礎石だけは残っていて往時を偲ばせてくれます。すぐ近くには東北歴史博物館もありますので、皆さんも機会があったらお訪ねになってみては如何でしょう。
[旅行]2013年12月2日