こどう展

森の風景/木村茂

木村茂さんはひとつのモチーフを丹念に描き続けることで有名ですが、この木のシリーズは延々と続けているもののひとつ。
エッチングならではの美しい質感とモチーフとのバランスが、すばらしい連作を生んでいます。

この版画は木の生命感もさることながら、それを生み出す豊穣な大地の質感が丁寧な線で表現されています。モノクロの世界が枯れ侘びた森と、次の生命のサイクルにそなえて逞しく冬に耐えている大地をたくみに表現した作品です。

額装サイズ   縦44.6センチ  横56.7センチ
イメージ    縦19.5センチ  横36.0センチ
銅版画(エッチング)
右下にサイン
作家保管用エディション
版面とマットにシミ

木村茂(きむら しげる)
1929年?、奈良県生まれ。版画家。
1963年までは貨車、レールを主なモチーフとしたが、以降、樹木をその対象としている。繊細かつ緻密な作風で知られる。

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