
明快な静物の色の構成と配置、それらをまとめる力強く太い線の主張、もう何もコメントのしようもないというくらい、ストレートに訴えかける作品です。アンスリウムが活けられ、手前のテーブルにはフルーツが盛られていますね。長谷川潔さんの「白昼に神を視る」ではないけれど、静物ひとつひとつに神秘的な隠された意味があるのかも?それともメキシコの強烈な太陽光のもとですごした作者にとって、色彩の配置が心地よいリズムになって、私たちのもとへ届く事を願っての絵なのか?どちらもありだなと思える作品ですね。
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額装サイズ 縦66.0センチ 横56.5センチ
イメージ 縦43.0センチ 横33.6センチ
版画(リトグラフ)
左下に鉛筆サイン 版面にも版上サイン
限定100部
左下にエンボス 女屋印行とあるのはおそらく摺師、女屋勘左衛門氏の工房の印と思われます。
版面とマットにシミ
畳紙箱あり
北川民治(きたがわ たみじ)
1894〜1989年、静岡県生まれ。早稲田大学中退。
青年時代にアメリカ南部〜キューバ〜メキシコを放浪し、シケイロス、リベラらと交流を持つ。メキシコ絵画の影響を受け、その作風は力強い線と鮮やかな色彩を持つ。
50,000円(税、送料込み)
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