雑記

あけましておめでとうございます

みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。さてしばらく更新をサボっておりましたが、年明けようやく仕事がひと段落して、やっと更新という状況はブログを見て下さる方には大変失礼とは思いますがしょうがないじゃ~ん…、ということで勘弁してください。

さて2011年の初頭の仕事は、有明ビッグサイトの骨董ジャンボリー出店であります。今回で25回目の開催、私自身は5~6年目くらいになりますか、西洋アンティークやおもちゃの店舗を含めて約500店ものさまざまな個性のお店が鎬を削るイベントです。



まず最初は旧知のお客様や業者さんとのごあいさつ、あちこちで「おめでとうございます。」の連呼ですね。美しい日本の習慣であります。そしてそのあいさつもそこそこにすぐに商談モード、コレクターさんは明けても暮れても自分の好きなものに対してまっしぐらであります。二日目になれば少し落ち着き、収穫やらタッチの差で逃したものなどについての談笑がまたあちこちで聞かれます。

しかしなかなか、今までに比べてお客さんの数は少ないように思われます。それは不況云々の話はとりあえず置いといて、愉しみの選択肢が広がり、いろんな方面に多様化、分散化していった結果でしょうか。昔は何かが流行すれば、みんなそれを追っかけていって日本中一色になったような感がありましたが、いまはそうでもないのでしょう。それは決して悪いことでもないと思います。ただわれわれ骨董、古美術を扱う業界が古い体質のまま、新しい若い世代に素晴らしさを伝える努力を怠ってきたツケなのかもしれません。個々の店舗では企画を打ち出すことはやっておられるでしょうが、もっともっと若い世代にアピールしていかなければいけないと思っています。かく云うわたしもたいしたことも出来ていないのですが…。

今回ビッグサイトでは東1ホールという場所をお借りしてこの催事は開かれていますが、隣の東2、3ホールではAKB48大握手会が開かれており、その集客力に圧倒されました。朝から晩までひっきりなしの入場者、コンビニの弁当やおにぎり、サンドイッチがすっからかんになっておりました。

いつの世でも人は魅力のあるものに惹かれていくわけですが、その広告戦略が重要なのは云うまでもないでしょう。われわれも判る人が判ればいいという態度では、そのうち干上がってしまう危機感を持たなくてはいけないのではないでしょうか。まあまずは自分から出来ることを一歩づつという感じですがね。

しかしAKBの女の子たちは普通に可愛い、えっ、わたし…、いえ断じて仕事中に握手会に並んだりしてませんってば…、ほんとですって、信じてぇ~…。

イベント]2011年1月12日