雑記

おいしい蕎麦が意外な場所で…。

ど~も、毎日、暑いですね。各地から猛暑のニュースが飛び込んできています。どんどん平均気温が上がってきて日本も亜熱帯になりそうな勢い、温暖化の波は着実に迫ってきているようです。こうしてパソコンを起動するにも電力が必要で、したり顔で意見するつもりは毛頭ないのですが、やはりなにかを変えなければいけない転換点にきているんでしょうね。今以上の便利な生活を望むつもりはないんですが、どうでしょう、人が利便性を享受しているときに自分だけ受け取らないというのは出来ないのが人間の悲しさ、いつもこのテーマはどうどう廻りで答えが出そうにありません。

さて考え込んでもきりないんで、やはりおいしいものは食べたい、最近見つけたおいしいお蕎麦屋さんの話です。先日、女房の実家の茨城の片田舎にお墓参りに出かけました。一泊二日ですぐに帰ってきたのですが、いや~ここも暑い!!!昔ながらの日本家屋は風が通って涼しいはずが、風が吹かない上にものごっつい湿度、科学と文明の恩恵、エアコンのお世話になってました。

そこを後に一路帰りの高速道へ、途中お昼ごはんと思い、茨城のおいしいものをiPhoneで検索、いや~便利だなぁ…守谷市の蕎麦やへ。谷和原インターで降りてから、約20分くらいでしょうか、実際は途中で迷ってもっとかかってますが、守谷小学校のすぐそば(しゃれじゃないっす。)、住宅地の中に突然あらわれる異空間。「田舎そば 美里」であります。まずわかりにくい中、やっと見つけた外観は田舎のあばら家(おっと失礼)、風流な東屋。門をくぐると小川のせせらぎが涼しげ、看板によると蛍を飼っているらしく、川には入らないでと書いてありました。蔵戸を流用した戸を開けると土間が広がり、天井の高い空間が気持ちいい。さっそく品書きを見ると十割そばが売りの様子、そばがきともりを頼みました。

まず最初にきたそばがきが、ふわふわもっちりでめっちゃうまい(流行り風のコメントですな。)。ぼそぼそもさもさのそばがきが多いなか、のどごしもよく、車じゃ無けりゃ酒呑んでるな~っ。うんうまい。次にもりそばがきたんですが、まずはそのままいただきます。う~ん若干の甘みも感じるようなうまいそば、十割でものどごし良くつるつるっと頂きあっと云う間に空に、すかさずおかわりして、つるつるいただきました。あ~うめぇうめぇとそば湯でしめて満腹になったんであります。

お会計のときにはご主人がきさくに話しかけてきて、水がいいのでここに店をかまえたとのこと、そばにはやはり水が命なんだと強調しておられました。おいしいおそばと関西風に云うところの気よしなお店、揃ってごちそうなんですね。

さて今回、このすばらしいお店の写真を見たい方は食べログなどのネットでご覧下さい。すでにファンの多い店のようでたくさんの書き込みがあります。(ずぼらですねぇ~。)へんぴな場所ながらきっとまたここにくるんだろな~と思いました。こんなふ~にまた食べたいと思わせるような、骨董屋になりたいとおもっているわたくしです。みなさんも一度どうですか?もちろんわたしのホームページ上の商品も…。

食、酒/外食]2010年8月20日

ソウルパワーで夏も大丈夫

ほんと~~~~~に久し振りでごめんなさい、正直サボっておりました。忙しさにかまけてと云うと聞こえがいいですが、グータラなだけです。そんなに誰も見てないだろうという風に思っていたら、お叱りを受けまして再開するに至ったわけです。すいません~~。

さて久しぶりに何を書くかっていったら、最近の面白い映画が一番かなっつーことで、これです、「ソウル・パワー」。1974年、ボクシングの世界ヘビー級戦、モハメド・アリVSジョージ・フォアマンの試合は世に云う「キンシャサの奇跡」として有名、詳細はスポーツライターが書いているので省きますが、そのプレイベントとして音楽祭が企画されました。ザイール(現コンゴ)の独裁者モブツはクーデターによって掌握したこのザイールという国を国際社会に認知させる為に(また自分の正当性を主張するためか)、ボクシングの世界戦興業を呼んだようですが、まあむずかしいことはさて置いて、その音楽祭のドキュメンタリー として撮られたのがこの映画です。



内容はその音楽祭の企画、設営、の段階から、モハメド・アリの独白、そして音楽祭の圧倒的なパフォーマンスで綴られています。スピナーズのステップは、その昔クラブで(今のクラブ~では無いですよ。)踊ったおっさんには堪らなく懐かしいことでしょう。そして出番は短いがクルセダ―ズが…、おおラリー・ カールトンにまだ毛がある~~、ミスター335もまだ金髪くりくりの美青年時代でありました。そしてB・B・キングはほとんど現在と変わってません。すごい人はずっとすんごいのであります。

そして大トリはもちろん看板にもなってるソウルの帝王、汗っかき大王、パーマ用のお釜が楽屋に置いてあることで後年、有名になりますね、ダンスレレレのおじさん、ジェームス・ブラウンであります。今さら書くことでもないんですが、やっぱりすごいものはすんごいのであります。ステージ上でのダンスは足が時々見えないくらい動いてレレレであります。(レレレとは赤塚キャラでありますが、詳細は天才バカボン参照) また曲の決めにジャンプしてから股割したお相撲さんのようなポーズをピタッと決めるのがかっこいいいいいい。

また衣装が当時、流行したお金持ち有閑人のジェット族が着ていたジャンプスーツ(ミック・ジャガーもツアーで着てましたね、なつかしいですねぇ)をJBも来ているんですが、こうなるとかっ こいいとか悪いとかまったく超越してキャラにあってますね。すごい人は相対的な衣装まで絶対的にカッコよくしてしまうんであります。

6月から公開しているこの映画、まだあとわずかかもしれませんが見られると思います。音楽好きな方、特にブラックミュージックには目が無いとおっしゃる方 にはおすすめかと思います。この映画を観たあと、みょーに水分が足らなくなった気がして、おいしくビールをいただきました。

これからは心を入れかえてまじめに書きますと云うと、うそになっちゃうかもなので気が向いたら書きます。そんでは機会がありましたら、またどーぞ。

映画/ライブ]2010年8月7日