雑記

やっぱり蕎麦がすき

 よくインタヴューなんかでありますな、曰く最後の日の晩餐に何を食べるか?、と云う質問。いろんなごちそうがあるんで、フランス料理だとか、中華のフルコースだとか焼肉を死ぬほど、なんて答えもあるようですが、やっぱりみなさん炊き立ての新米のごはんと味噌汁という人が多いんじゃないでしょうか。日本人のソウルフード、これを外してはいかんでしょうね、かく云うわたしも最後は ご飯に蕪や茄子、胡瓜の糠漬と、味噌汁はそうですね、豆腐と根深でしょうか。いや~大根も捨てがたい、油揚げは、若布は、馬鈴薯は、考え始めたらきりがない。何はともあれ美味い米でしょうな。

 さて最後はともかく、その前にやっぱり美味いそばも食っておきたいということで、各地に出張したときや、出かけたときに美味そうな蕎麦屋を見かけると素通りができない自分であります。ごちそうとしての蕎麦、食事としての田舎蕎麦、小腹をちょいと満たす江戸っ子の更級などなどいろんな良さがあるのがこの世界。池波正太郎さんの「散歩のとき何か食べたくなって」にありましたが、「蕎麦屋に入って一杯やらないなら、最初から入るんじゃない」とはなかなか仕事中では実行するのが難しくはありますが、鳥わさや玉子焼きでお酒を頂くのは堪らないものがありますね。

 最近開店されたようですが、うちの近所のお蕎麦屋さん、なかなかこじゃれたいいお店。こだわったお酒もおいてあり、一杯やってから蕎麦が食べられるお店です。まだお昼しか行ったことがないんですが、夜の営業もあり、そのうちそっちも利用したいと思ってます。

 しかし昼酒はなぜか効く~、仕事をしたくなくなっちゃうんで、休日の楽しみにとっておくことにいたしましょう。IMG_0534

食、酒/外食]2013年7月11日

美味しい誕生日

お世話になります、古童の家内です。
関東は本格的な梅雨に突入した様子で、毎日しとしとと雨が降り続いております。仕方ないとはわかっていても主婦としては、洗濯物が乾かなかったり、布団を干せなかったりで、天気に文句のひとつもつけたくなったり…。

そんな私ですが、実は梅雨の真っ只中うまれ。先日、とうとう(?)三十ウン歳の誕生日を迎え、近所の炭火焼き屋さん「ブロシェットひろ」で店主にお祝いをしてもらいました。

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定番の炭火焼、手羽先、

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白レバー(大好物!)、ささみバジル(レアなささみにバジルペーストが合う!)、

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野菜も忘れずに(ハツが紛れておりますが;)。

でもって本日のメイン、ばばーん!乳飲み仔羊の炭火焼き!
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ただの仔羊ではありません、“乳飲み仔羊”なのであります!もう、名前からして美味しいに決まっているのであります!!これがもう、ワインに合うことと言ったら…!!!
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(ちなみにワインの後ろのビールはチェイサーであります!押忍!)

他にも焼きレタスのサラダやらクリームチーズの西京漬けやら白ワインやらダバダ火振やら、ともかく色々といただいていたのですが、そこは酔っ払いの常、食べて飲むのに一生懸命になってしまっているうちに何だかすべてが曖昧な記憶の彼方、という始末…。ともあれ、いくつであっても、うまれたことを祝ってもらえるというのは本当にありがたいことだなあ、と、仔羊と共に噛み締めた夜なのでした。

食、酒/外食]2013年6月19日

おいしい蕎麦が意外な場所で…。

ど~も、毎日、暑いですね。各地から猛暑のニュースが飛び込んできています。どんどん平均気温が上がってきて日本も亜熱帯になりそうな勢い、温暖化の波は着実に迫ってきているようです。こうしてパソコンを起動するにも電力が必要で、したり顔で意見するつもりは毛頭ないのですが、やはりなにかを変えなければいけない転換点にきているんでしょうね。今以上の便利な生活を望むつもりはないんですが、どうでしょう、人が利便性を享受しているときに自分だけ受け取らないというのは出来ないのが人間の悲しさ、いつもこのテーマはどうどう廻りで答えが出そうにありません。

さて考え込んでもきりないんで、やはりおいしいものは食べたい、最近見つけたおいしいお蕎麦屋さんの話です。先日、女房の実家の茨城の片田舎にお墓参りに出かけました。一泊二日ですぐに帰ってきたのですが、いや~ここも暑い!!!昔ながらの日本家屋は風が通って涼しいはずが、風が吹かない上にものごっつい湿度、科学と文明の恩恵、エアコンのお世話になってました。

そこを後に一路帰りの高速道へ、途中お昼ごはんと思い、茨城のおいしいものをiPhoneで検索、いや~便利だなぁ…守谷市の蕎麦やへ。谷和原インターで降りてから、約20分くらいでしょうか、実際は途中で迷ってもっとかかってますが、守谷小学校のすぐそば(しゃれじゃないっす。)、住宅地の中に突然あらわれる異空間。「田舎そば 美里」であります。まずわかりにくい中、やっと見つけた外観は田舎のあばら家(おっと失礼)、風流な東屋。門をくぐると小川のせせらぎが涼しげ、看板によると蛍を飼っているらしく、川には入らないでと書いてありました。蔵戸を流用した戸を開けると土間が広がり、天井の高い空間が気持ちいい。さっそく品書きを見ると十割そばが売りの様子、そばがきともりを頼みました。

まず最初にきたそばがきが、ふわふわもっちりでめっちゃうまい(流行り風のコメントですな。)。ぼそぼそもさもさのそばがきが多いなか、のどごしもよく、車じゃ無けりゃ酒呑んでるな~っ。うんうまい。次にもりそばがきたんですが、まずはそのままいただきます。う~ん若干の甘みも感じるようなうまいそば、十割でものどごし良くつるつるっと頂きあっと云う間に空に、すかさずおかわりして、つるつるいただきました。あ~うめぇうめぇとそば湯でしめて満腹になったんであります。

お会計のときにはご主人がきさくに話しかけてきて、水がいいのでここに店をかまえたとのこと、そばにはやはり水が命なんだと強調しておられました。おいしいおそばと関西風に云うところの気よしなお店、揃ってごちそうなんですね。

さて今回、このすばらしいお店の写真を見たい方は食べログなどのネットでご覧下さい。すでにファンの多い店のようでたくさんの書き込みがあります。(ずぼらですねぇ~。)へんぴな場所ながらきっとまたここにくるんだろな~と思いました。こんなふ~にまた食べたいと思わせるような、骨董屋になりたいとおもっているわたくしです。みなさんも一度どうですか?もちろんわたしのホームページ上の商品も…。

食、酒/外食]2010年8月20日

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