雑記

慎みを持つと云うこと

 梅雨のはっきりしない天気が続いております。皆さん如何お過ごしでしょうか?世間にはあんまり嬉しくないニュースばかりで気が滅入ると云う方も多いでしょうね。どうもいやなことばかりが耳に入ってきますが、それもこれも人間の欲から発する事柄なんでしょう。かく云う自分も人間の端くれ、常に欲にとらわれているわけですが・・。

 作家の池波正太郎さんはエッセイだか、あるいは小説のなかでおっしゃっていました。曰く「人と云うものはみな勘違いをする生き物、だからそのことを肝に銘じて慎みをもって毎日を過ごさなければならない」 ともするとつい勘違いをするおっちょこちょいな自分には耳が痛いことしきりではありますが、それでもそのことを自覚するだけでもだいぶマシになろうと云うもんでしょう。

 今日も今日とて慎みを持って自分の仕事に没頭すること、そこに尽きるんではないでしょうか。謙虚に、でも卑屈にならず堂々と、日々の勉強を
怠らずに続けていきたいと思います。今夜は池波氏に倣って、一杯呑んで憂いを払って寝ましょうかね。

日常]2014年6月22日